旅行中や友人の家に泊まる際、突然「クレンジングを忘れた！」という状況に陥ることがあります。近くにコンビニがない場合、どうしたらよいのでしょうか。
そんな時、手持ちのアイテムでクレンジングを代用する方法を紹介します。
クレンジングと洗顔の役割の違いを理解することが大切です。クレンジングは油性の汚れを落とすのに対し、洗顔は皮脂や古い角質を落とすために使われます。したがって、クレンジングなしではメイクが十分に落ちない可能性があります。
ただし、ナチュラルメイクやオイルフリーの化粧品を使っている場合は、洗顔だけでも充分なこともあります。
クレンジング代用品おすすめ7選
乳液
保湿乳液は油分と水分がバランス良く配合されており、メイクを浮かせるのに役立ちます。また、スキンケア成分も含まれているため、メイク落としと同時に肌のケアができます。
使用方法：
・顔全体に乳液を塗り、なじませる。
・数分置いた後、ティッシュやコットンで優しく拭き取る。
・ぬるま湯で洗い流す。
アイメイクやリップメイクには、乳液を含ませたコットンが効果的ですが、濃いメイクには向かない場合があります。
ベビーオイル
ベビーオイルは、低刺激で肌に優しく、オイルクレンジングと同様の使い方ができます。乾燥予防や毛穴の汚れ落としにも効果的ですが、まつげエクステをされている方は注意が必要です。
馬油
天然の馬油は、肌に優しくメイク落としにも有効です。使用方法は簡単で、馬油を適量取り、肌になじませてから洗い流すだけです。乾燥肌や小じわにも効果が期待できます。
食用油（サラダ油・オリーブオイル）
料理に使う油も、クレンジングの代用品として活躍します。特にオリーブオイルは、顔や髪にも使用でき、保湿効果もあります。
ニベア
ニベアクリームを肌に塗り込むと、メイクが浮かびやすくなります。ただし、硬い青缶よりも柔らかいテクスチャーのニベアソフトの方がおすすめです。
ワセリン
保湿力が高く肌に優しいワセリンは、その油分でメイクを溶かし浮かび上がらせることができます。ただし、粘り気がありベタつくため、洗い流すのが少々手間ですが、その分、量もたっぷり使えてコスパは良いです。
使用方法：
1. ワセリンを手に取り、手のひらで温める。
2. 顔全体に塗布する。
3. ティッシュやコットンで優しく拭き取る。
4. 普段通りの洗顔をする。
拭き取る際は、肌を傷つけないように注意しましょう。
ハンドクリーム
手肌の保湿に使用するハンドクリームも、メイクを浮かせる役割を果たします。
使用方法：
1. ハンドクリームを顔全体に塗り広げる。
2. ティッシュやコットンでやさしく拭き取る。
3. 通常の洗顔をする。
ワセリンと同じように、優しく拭き取ることが大切です。開封後半年以内の新鮮なハンドクリームを使用することを推奨しますが、濃いメイクには適していない点に注意が必要です。
クレンジングとして不適切なアイテム
ボディーソープ
ボディーソープは、顔の油分を取りすぎてしまうため、顔の乾燥を招く可能性があります。
石鹸
一般的な石鹸は汗や汚れは落とせますが、メイクの成分を十分に落とすのは難しいです。
ウォータープルーフ製品の落とし方
ウォータープルーフ製品は、こうした代用品では完全には落とせないことが多いです。特に強力なメイクには、専用のリムーバーの使用が推奨されます。無理な力でこすると、肌トラブルの原因になる可能性があるので、注意しましょう。
まとめ
●洗顔とクレンジングは異なる目的で使用される。
●クレンジングの代用品には、乳液やベビーオイル、馬油、植物油、ニベア、ワセリン、ハンドクリーム、ウェットティッシュなどがあります。
●ボディーソープや石鹸は、クレンジングの代替としては適していません。
●代替品は肌を傷つける可能性があるため、使用時は注意が必要です。
●ウォータープルーフ製品は、代替品では完全に落としきれないことが多いです。
●濃いメイクには、これらの代替品は不向きです。
